あたりまえたいそう

当たり前のことをかきます。たぶんINFP

スマホの電源が切れたので天井を見て妄想した

昨日、風呂に入る前にスマホの電源がきれた。ラインの返事は溜まっていたし、明日の仕事の予定確認したかったし、アラームつけたかったけどそのままベッドにスマホを放置して風呂に入った。

風呂では音楽も聴かなかったし、ただブリーチした髪の毛にムラサキシャンプーを丁寧に漬け込んだ。何も外部から情報が入ってこなくて、心配ごとも特にないときは、過去のことを思い出す。この風呂で髪を洗ってもらったとか。一緒につかったとか。1人のほうがもちろん湯舟は広い。歌も歌える。付き合っているとき、性欲のことを意識することもなかったのに別れた途端自分の欲を意識した。彼との生活に満足していたため意識することがなかっただけど。それは幸せなことだった。けどもう戻れないし戻っても幸せになれない。ので縋ることもない、変な男を捕まえてまた悲しくなるよりは1人のほうがいい。誰でもよくないって感情を今更理解した。珍しく布団をちゃんと整えて布団の中に入ったとき、母からかけられたような感じがした。こういうふうに丁寧に生活を過ごすことはほぼなくて、いつもなにかに追われていて、追われることが好きなので生活は雑になる。生活が丁寧なときは余裕があるので焦る。スマホを触らずに天井をみたときやっと一人になったと思った。リモートワークで、仕事中もこの部屋でいつメンションがくるか、仕事終わりはラインの返事がくるか、面白い動画があるかいつも探している。一人だけど一人じゃない。本当に一人を感じたことは小学生以降ない。今の子供は生まれたときからネットで繋がっている。恋人がいたときのほうが、恋人のせいにできるので、半分心を渡せるのである意味楽だな。でも誰かのせいにして誰かを責めることも疲れちゃったな。誰も悪くないし自分も悪くない。何年ぶりの一人を何年過ごしたら慣れるかな。何年耐えられるかな。