あたりまえたいそう

当たり前のことをかきます。たぶんINFP

じゃあね、またね

もう悲恋に憧れるのはやめた。きみに恋愛している間、有り余るほどの悲しい恋愛ソングを探し漁ってはプレイリストにして感情に浸っていた。もはや、恋に恋していただけなのかもしれないね。アラサーにもなって。

そこから必死に逃げようと君の顔を正面から見たり、君の話をちゃんと聞こうとしたけど内から湧き出る願望に勝てなかった。だから逃げるんじゃなくて立ち向かうことにした。

高校生ぶりにちゃんと手紙書いた。大人って都合悪いことはわざわざはっきりさせないみたいだけど、私はしたかった。クソエモなぁなぁな物語に丸められたくなかった。君と仲良くなりはじめた時言ってたこと覚えてる?その中に当てはめさせたりしないよ。弱くて好きな人の言いなりにしかなれなくて、それを思い出にとっておいてあの頃は、なんて言うような女じゃない。ひとりでも過ごせるし、友達もいるし、そういう訓練をずっとしてきたの。訓練のかいあって、あなたに手紙渡した3日後もちゃんと仕事してるよ。平然とした顔で会議で笑ってるよ。頭の中は、恥ずかしさや寂しさや死にたいや寝たいや面倒くさいから必死に逃げようと戦ってるの。今週だけは、自分を傷つけないでおこうと思ったのに、どうも、行動することでしか自分を救えなくなってしまった。いちばん傷つくのは世界が停滞していることだ。目の前の世界が変わらないで飽きてしまうことをいちばん恐れている。変化の枠に君を入れなければ、この策略は成功だ。いつか、だれかを、変化の枠に入れないで、友達と同じように隣で伴走することができればきっと「成功」なのに。それを大学生や高校生で達成できる人がいる、彼らとの違いはなんなの?